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カフェで集中できる理由

ビジネスパーソンにとってどこで仕事をするかということはとても重要なことですよね。
集中できる場所として、よくカフェが選ばれます。
ではなぜカフェで集中できるのかということを今回は記事にしたいと思います。

現代ではノマドワーカーも増えており、働き方の変化でカフェはコワーキングスペースを使う人が増えています。
その中でどこを選ぶかということは、今回のこの記事を見れば参考になると思います。
もちろんカフェに限らず応用できるので、カフェが集中できると言われている理由を知って、他の場所で応用していただければと思います。

要因1. カフェイン

眠気が消える

「コーヒーを飲むと眠気が覚める」と聞いたことがあると思いますが、これはアデノシンという化学物質が関係しています。

仕事などで脳を使うことで脳細胞が活発化すると、老廃物としてアデノシンが生まれます。
このアデノシンとアデノシン受容体が結合し、一定レベルに達すると眠くなってしまうのです。

実はこのアデノシン、構造がカフェインと非常に似ており、なんとカフェインはアデノシン受容体と結合できてしまうのです。
しかしカフェインはアデノシンではないので、結合しても眠くはなりません。

その結果、通常はアデノシンとその受容体が結合することで眠くなるはずが、カフェインでごまかされて眠気が一時的になくなるということなのです。


とはいえこのアデノシンは眠気を促したりリラックス効果があったりするため、睡眠の強い味方になります。
その際は逆にカフェインを控えていたわってあげましょう。

覚醒ホルモンの分泌を促す

その他の理由としては、覚醒ホルモンの影響があります。

カフェインを摂ることでコルチゾールとアドレナリンが分泌される。
これはアデノシンの「眠くならない」とは対照的に、直接的に脳を覚醒させます。

コルチゾールはストレスに反応して分泌されるストレスホルモンとして知られています。
通常は朝起きてから分泌され、体にエンジンをかける役割を果たしています。
血圧をあげ、交感神経を刺激して体が覚醒した状態になります。
カフェインはこのコルチゾールの分泌を促す作用があり、一時的に脳を覚醒させて集中力を高めてくれます。

アドレナリンも同じく血圧や心拍数を上げて体を覚醒させる効果があります。
筋肉の収縮力を高めるなど、身体機能を向上させる効果もある。
ワンピースでルフィが使う技、ギア2みたいなものです。
ギア2と同じく長く効果は続かず、切れたときには疲労感を伴うことがあります。

アドレナリンとコルチゾール、どちらも心拍数や血圧をあげることで脳への血流量が増して脳機能を高めることができるわけです。
カフェインについてはまた新たに記事にしてまとめてここにリンクを貼っておきたいと思います。

要因2. 雑音

マスキング効果

人は無音の状態では神経が過敏になるため集中することができない。
たとえば無音の状態では、パソコンのタイピング音が気になったり、文字を書く音や本のページをめくる音が気になり、無意識のうちにそこへ意識が向かいます。
自分は気づいていないのに、実は集中できていないということもよくあります。
これは人間は無意識に何かの音を探して聞く習性があるからです。

ここで必要になってくるのが雑音

実は雑音は、タイピング音などの自分の周囲で発生した音をかき消す効果があります。
これを音のマスキング効果といいます。
マスキング効果により周囲の音が気にならなくなるため、集中力の低下を防げるというわけです。

カフェの雑音が集中力を保つ理由

カフェでは色んな音が発生している。
喋り声、BGM、コーヒーカップの音、足音
そういった音がぶつかり合って雑音として入ってきます。

カフェでの音を数値化するとだいたい60デシベル前後です。
理想が70デシベルといわれているので、とても適した数値ですね。

ただし、雑音全てがいいというわけではなく、言語情報(会話など)がはっきり聞き取れるような雑音だと逆に集中力の低下を招きます。
なのでできる限り隣の席とは離れた場所に座るのがいいでしょう。

ちなみに周囲の音をかき消せるなら、ヘッドホンや耳栓で無音にするのは問題ありません。

要因3. いつもと違う環境

同じ環境だとサボりやすい

人は環境に適応する能力が非常に高く、だいたい2〜3日で適応してしまいます。
同じ環境ではいつもと同じ行動をしてしまうため、別なことをしようとしても集中できないのです。
たとえばいつも家でゴロゴロしたりスマホをいじったりしていると、その空間で勉強しようとしてもスマホに走ってしまいます。

また、同じ環境ではクリエイティビティが低下するともいわれており、創造性や生産性が低下します。
「煮詰まった時には散歩をしろ」といわれるのはこういった理由があります。

カフェでは毎回場所も雰囲気も人も違うので、新しいアイデアが浮かびやすいのです。
なので環境を少しでも変えるためにも、何軒かお気に入りのカフェをみつけて毎回行く場所を変えるのもオススメです。

周りの目が集中力をあげる

カフェでは当然周りの目があります。
当然寝るわけにもいかず、なにもしないわけにもいきません。
「頑張ってる姿を見せてやろう」と意気込む人もいるかもしれません。
そういった自分に課せられる適度なプレッシャーが大事なのです。

適度なプレッシャーはコルチゾールの分泌につながり、集中力を高めることができます。

コルチゾールは前述のカフェインでも触れた通り、身体を仕事モードに切り替える効果があります。
様々なスイッチがあるなか、そのうちのひとつとしてプレッシャーがあるのです。

また、心理学的にはこの現象を見物効果(観客効果)といいます。

まとめ

カフェで集中できる理由を科学的な観点から書きました。
科学はあらゆる物事の基礎に位置するものなので、いくらでも応用することができます。
カフェで仕事をしなくても、「こういう理由なら家でこうすればいい」と考えることができる人であれば別にどこでも良いと思います。

しかし、カフェは手軽に通えるうえ、コーヒーだって注文すれば持ってきてもらえる便利さがあります。
そしてなにより「仕事(勉強)をしてる感がでないですか?
私は出ます。

近頃はこういったワークスペースが増え、ガストも省スペースの提供をはじめましたね。
さまざまな企業が参入してきているので、利用者にしてみればとてもありがたいことです。
しかしそれと同時に選択肢も増えるので、「なぜそこなのか」をよく考えるその指標としてこの記事を思い出していただければなと思います。

ここまで読んでいただければとても嬉しいです
もっと皆様のお役に立てるような記事を書いていきますので、どうぞよろしくおねがいします(o^^o)

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